留学で学べること
留学で学べることは、「自分で考える力が大切」であるということです。例えば、語学学校に語学留学に行くとします。
語学学校にはたくさんの国から幅広い年齢層の学生が通っていて、それぞれ自分なりに目標を掲げて留学に来ているのです。
そのような環境の中で、「とりあえず海外で英語の勉強をしたい!」「海外で勉強をすれば英語も上手くなるはず!」という考えだけで海外留学をしている人はどのようになるのでしょうか。
語学学校は当然ながらクラスがあります。クラスは平等に分かれているのでは無く、ほとんどの語学学校は入学テストを受けた後に能力別で分けられます。
そこからが重要です。私が通っていた語学学校は、一番レベルの低いクラスにほとんどの日本人が配属されていました。
そのクラスからはしょっちゅう日本語が飛び交い、よく語学学校の先生が「英語で話しなさい」と注意していました。
私はその日本人と友人でしたが、ある女友達がこんなことを言っていました。「私のクラスは日本人ばかりで、他の国の人達とあまり関われない。
日本語でつい話しちゃうんだよね。私シャイだからいきなり他の国の人達に話しかけるのも恥ずかしいし。
どうしよう」と言っていました。その友人はまだ大学生で、留学費用も親御さんが出してくれていたのです。
そのような友人の悩みを聞いた私は「目標を自分で考えてそれを実行するって、大事だな」と思いました。
なぜなら他の国からの留学生は、各自目標を掲げて留学をして来ていたからです。
自分が受ける授業で疑問点があれば居残って先生に質問をしたり、自分の英語レベルが授業に合っていないと感じたら授業後に先生にアポイントメントを取って相談していました。
その横では、日本人留学生が放課後に一緒に遊びに行ける友人を捕まえる為に日本語でおしゃべりしながらお菓子を食べていました。
留学で学べることは、「自分が何をする為にここに来たのか」と説明が出来るように「目標を持つ」ということです。
「目標を持つ」ためには、「自分が何をしたいのか」とよく考えることが必要です。留学で学べるものは言語+「自分で考える力」だと思います。